指導方針
空手道は、単に勝負を究極の目的とするものではなく、日頃の厳しい練習を通じて、強い精神力と体力を育成し、バランスのとれた人間形成を計ろうとするものです。
また練習では、一部の筋肉のみを鍛えるのでなく、身体全体の筋肉を平等に使用し、前後、左右、上下に均等に動かし、バランスのとれた身体を作るところに空手道の大きな特徴があります。
したがって、年齢や体格に応じて一人でも、大勢でも練習が可能であることで、老若男女を問わず多くの人々に愛好されています。渋川空友館は昭和37年8月5日石原尉行先生(初代館長)によって創設され、いち早く渋川市スポーツ協会(旧.体育協会)に加盟し、地域のスポーツとして定着してまいりました。
昭和40年には群馬県空手道連盟が結成され、それ以来連盟の中心的な役割を果たしてきました。
また、昭和46年には渋川市空手道連盟を結成し、地域社会体育の振興と空手道の普及発展にカを注いでまいりました。
おかげ様で、組織・会員数とも県下に誇れる道場として発展し、これまでに市・県・スポーツ少年団等各種団体より「優秀団体」として数多くの表彰を受けるに至りました。
渋川空友館は、生涯スポーツをベースに、それぞれの年齢・体力・能力に応じた(スポーツ少年団・中学・高校・大学・社会人)指導を心がけてきております。
技術面では公益社団法人日本空手協会の支部として、総本部指導員の定期的且つ直接指導のもと、「協会空手」を伝承し、最高水準の技術の習得を目指しております。
また精神面においては、日本古来の武道としての「礼」と「節」を基本に、厳しい練習の中から肉体的な強さを求めることにより、精神的な強さを探究しております。(肉体的強さがあってはじめて精神的な強さが生まれる)
練習は強制致しませんが、日々の練習の中では、自己の甘えに打ち勝つ強い意志(精神力)を育てることが大切です。
顧問・指導部・後援会等一体となり、常に社会生活とリンクさせながら空手のみならずすべての面での指導を心がけており、そのための行事も数多く実施致しております。
また、定期的に健康診断・体力測定等を実施し、練習生の健康管理も図っております。
指導部の層も厚く、(公財)日本スポーツ協会・(公財)全日本空手道連盟・(公社)日本空手協会等の公認資格をはじめ、数多くの資格・技能を有しており、さらに研修会等に積極的に参加し、自己研鑛に努めております。